ダイナミックテキストとは何ですか?
概要
ダイナミックテキストでは、WalkMeがさまざまな機能に使用するテキストをカスタマイズできます。 ダイナミックテキストはエンドユーザー情報に基づいているので、ShoutOutやバルーンをユーザー名でパーソナライズしたり、また自動化されたプロセスを使用するユーザー用の自動入力テキストを変更することも可能です。
Walk-ThruやSmart Walk-Thru、ShoutOuts、SmartTips、Surveys用に、リッチテキストエディターで変数、Cookie、WalkMe Data、jQueryを使用してダイナミックテキストを作成することができます。 正規表現を使用して挿入された値を操作することもできます(正規表現はregexとも呼ばれます。regexの詳細については、 「Regexとは何ですか?」をご覧ください).
ダイナミックテキストがWalkMeアイテムで使用されると、WalkMeは指定された値を探します。 値が見つかると、WalkMeは、WalkMeアイテム(視覚表示に使用されている場合)、または自動アクション(自動化に使用されている場合)にこれを挿入します。
セグメンテーションを使用して、これらのアクションにコンテキストを提供して適切なオーディエンスにターゲット化することで、ダイナミックテキストの効果を最大限にすることができます。
ダイナミックテキストは、次のダイナミックなデータタイプをサポートしています。
- 変数:
- [var]variableName[/var]。
- Cookie:
- [cookie]cookieName[/cookie]。
- WalkMeデータ:
- [wm-data]keyName[/wm-data]。
- jQuery:
- [jquery]jQuerySelector[/jquery]。
ユースケース
ダイナミックテキストのユースケースには以下のようなものがあります。
- 視覚表示に使用する場合:
-
- ShoutOutsやバルーンにユーザー名を追加して、よりパーソナライズされた設定にします。
- トライアルアカウントに何日残っているかを通知して、試用版の顧客をコンバートします。
- 現行プランの限界に達しようとしているユーザーをアップセルします。
- システム内で毎日や毎週行うタスクについてのリマインダーメッセージにユーザー名を追加します。
- ユーザーにシステムの現在の残高と次の支払い期日を通知します。
- 自動化に使用する場合:
-
- 複数のフォームに同じ情報を入力する必要をなくし、ユーザーの時間を節約します。
- 既存のフィールドやロケーションから自動取得できる情報をユーザーが手動で入力したときに発生するエラーを減らします。
- ユーザーに複雑なコードやID番号の入力を求める必要性を回避します。
- プロセスのステップ数を減らします。
ダイナミックテキストのエレメント
BBCode
リッチテキストエディターはBBCodeを使用してテキストを書式化します。 ダイナミックテキストを追加する際、そのアイテムを再生やプレビューするまで、WalkMeアイテムにBBCodeが表示されます。 リッチテキストエディターを開かなくても、ダイナミックテキスト用のBBCodeを追加したり編集したりすることができます。
変数
ダイナミックテキストで変数を使用するには、WalkMeがどの変数を使用できるかをウェブ開発者に確認してください。 WalkMeが変数にアクセスするには、変数がウィンドウオブジェクトで使用可能でなければなりません。 変数についての詳細はこちらです。
Cookie
Cookieはウェブブラウザに送信するテキストの断片で、エンドユーザーの端末に保存されます。 ウェブブラウザのコンソールを使用すると、ダイナミックテキストで使用できるさまざまな保存済みアイテムの名前や値を確認できます。 利用可能なCookieについては、IT担当者までお問い合わせください。 Cookieについての詳細はこちらです。
WalkMeデータ
Cookieと同様に、WalkMeデータもエンドユーザーの端末に保存されます。 しかしCookieとは異なり、WalkMeデータを作成したり設定して、これをWalkMe Rule Engineで使用することができます。 WalkMeデータについての詳細はこちらです。
jQuery
JavascriptのjQueryライブラリを使用して、ウェブページのHTMLから値を取得できます。 jQueryセレクターを使ってHTMLエレメントの値を取得する方法を学ぶには、Digital Adoption InstituteのjQueryコースを参照してください。 さらに、 jQueryの詳細はこちらでもご覧になれます。