アダプティブフロー

Last Updated 10月 31, 2023

概要

アダプティブフローを使用すると、動的な環境やUI、フロー、コードの更新が頻繁に行われる環境においても、スマートウォークスルーを容易に構築、維持することができます。 WalkMeビルダーは、通常通り、スマーウォークスルーをキャプチャすることができ、アダプティブフローはスマーウォークスルーのフローに影響を与える可能性のある環境の変化を自動的にチェックすることができます。

バリエーションを検出した場合、エンドユーザーが閲覧しているページのバージョンに関係なく、スムーズに動作するようにスマーウォークスルーにロジックを追加します。

これにより、エンドユーザーとビルダーの両方をサポートします。ビルダーは、ユーザーがフローにアプローチする方法や、サイトがさまざまなユーザータイプを探している方法について、把握してビルドする必要はありません。スマートウォークスルーは、ビルダーがフローのロジックの分割ステップとして手作業で構築する必要なく、これらすべての状況下で動作します。その見返りとして、エンドユーザーは環境にアクセスするたびにシームレスな体験を得ることができます。

アダプティブフローは、以下の変化に対応するのに適しています：

UI：ページのレイアウトとデザイン。サイトの機能性とは限りません
フロー：プロセスを完了するためにエンドユーザーが行う必要がある動作
コード : 必ずしもビジュアルデザインやフローに影響を与えない、サイトの基礎となる HTML

注：この提供は、WalkMeのプロダクト体験チームが設計・構築した定義済みのソリューションに基づき動作します。

シナリオ例

ビルダーは、メインLightningナビゲーションバーの要素を指すようにスマートウォークスルーステップを作成します。場合によっては、特定のナビゲーションオプションがメインナビゲーションバーに表示されず、右側の「詳細」ドロップダウンに表示されることがあります。

このような現象は、エンドユーザー側で以下のような理由で発生する可能性があります：

より狭い画面を使用するため、画面に収まるオプションが少なくなります
異なる画面解像度を使用すること
アクセシビリティ設定
ユーザーは、関連するオプションのみを表示することで、ナビゲーションバーをカスタマイズしました
異なるナビゲーションオプションが存在するSalesforceアプリ（マーケティング、サービスなど）にアクセスすること
ユーザーは別の役割を持つため、追加のナビゲーションオプションが表示されます。
ナビゲーションバーがなく、ナビゲーションドロップダウンメニューがある「コンソール」にアクセスすること

今までの解決策は、スプリットステップでユーザーの画面の見方を特定し、そのすべてのバリエーションに対応した構築を試みることでした。

ナビゲーションバーに「キャンペーン」が見つからない場合、ユースケースのアダプティブフローは、「詳細」ドロップダウンボタン（またはコンソールのナビゲーションドロップダウン）を自動的にクリックします。アダプティブフローステップがが実行されると、スマートウォークスルーは期待通りに再開されます（この場合、「キャンペーン」の横にバルーンが表示されます）。