
概要
セルフホスティングは、サイトのWalkMeのセキュリティを強化するためにWalkMeから提供されているデプロイメントオプションです。 セルフホスティングでは、WalkMeのコンテンツファイルをサーバーに保管して、外部のサーバーに依存する必要性をなくします。
概要
WalkMeの顧客には、安全性に優れたネットワークやサービスを高く評価するSaaSベンダーや金融機関が含まれています。 こうした安全性の高いアーキテクチャを必要とするお客様のニーズに応えるために、WalkMeではセルフホスティング機能を提供しています。 このモデルでは当初、WalkMeアイテムはWalkMeサーバー上で作成されますが、その後ダウンロードして顧客企業のサーバーにアップロードすることができます。
セルフホスティングのデプロイメントを使用するのは、次のような場合です。
- WalkMeが貴社のサイトの情報にアクセスできない場合
- セキュリティ上の理由からWalkMeをホワイトリストすることができない場合
- デバイスがイントラネット上で動作している場合
使用方法
セルフホスティングモデルでは、WalkMeのコンテンツ作成プロセスはWalkMeサーバーで実行されます。 作成されたアイテムは、ZIPファイル(圧縮ファイル)としてダウンロードします。 その後、このファイルをサーバーにアップロードすることができます。 エンドユーザーがサイトにアクセスする際、WalkMeはWalkMeサーバーではなく、貴社のサーバーに直接通信を行います。
WalkMeが正しいサーバーをポイントするためには、CSMがスニペットを設定する必要があります。 WalkMeコンテンツに変更を加えるたびに、これを再公開して、WalkMeファイルを再ダウンロードしなければなりません。
WalkMeアイテムのダウンロード
EditorでWalkMeアイテムを通常の方法で作成します。 これらのアイテムをダウンロードするには、その前にCSMが機能を有効にしなければなりません。 機能が有効になると、analytics.walkme.comでWalkMeアイテムの圧縮ファイルをダウンロードすることができます。 これを行うには、以下の手順に従ってください。
- ローカルサーバー上でセルフホスティングファイル用のロケーションを設定します。WalkMeセルフホスティングデプロイメント用にサーバーストレージを設定する方法についての詳細はこちらです。
- https://analytics.walkme.comでWalkMeアナリティクスアカウントにログインします。
- [Self Hosted(セルフホスティング)]タブをクリックします。
- WalkMeコンテンツをどの環境(テストまたは本番)からデプロイするかを選択します。
注記:以下のステップを完了する前に、WalkMeコンテンツを目的の環境に公開する必要があります。WalkMeアイテムの公開についての詳細はこちらです。
- [Snippet Builder(スニペットビルダー)]ボタンをクリックします。
- テキストフィールドに、WalkMeファイルを保存する環境のローカルドメインパスを入力します。
- 生成されたスニペットをコピーします。
- スニペットは、ウェブサイトの<head>タグエレメントに埋め込まれていなければなりません。 詳細については、「公開」記事の「スニペットへのアクセス」セクションを参照してください。
- 下の[Download(ダウンロード)]をクリックして、WalkMeファイルを含む.ZIPファイルをダウンロードします。
- ローカルサーバーの宛先フォルダーにWalkMeファイルを解凍します。
- セルフホスティングのデプロイメントをテストします。