Insights追跡イベントのベストプラクティス
概要
追跡イベントに慣れたら、この記事で概説するベストプラクティスに従って、スキルを向上させ、エキスパートになることができます。
クリックフィルターの定義
「クリック」タイプのイベントを選択する場合、クリックが発生したエレメントを識別するルールを定義する必要があります。
エレメントの識別
テキスト
- エレメントの正確なテキストを入力します
ID
- IDは、属性id=の後に来ます
- エレメントの正確なIDを入力します
クラス
- クラス名は属性class=の後に表示されます
- エレメントを識別するクラスを入力します
- クラス階層:親エレメントクラスを使用してエレメントを識別します
- 例えば、ページ内の複数のフォームに保存ボタンが複数ある場合は、特定のボタン「.save .fromShipping」を識別します。
ベストプラクティス
- ユーザーがインタラクションを持つ最大規模のエレメントを常に選択します - これにより、定義されたエレメントの階層の下位エレメントのいずれかで発生しうるすべてのクリックを含めることができます
- この追跡イベントにカウントされるクリックが異なるアクションに関連する他のエレメントを集計しないように、定義が一意となるようにします
- 定義のクラスまたはIDを選択する場合、一貫性があり、訪問するたびにランダム化または変更されていないことを確認します。
- 長いクラスとIDを回避しながら、追跡イベントを定義します
- 長いクラス(35文字以上)と長いID(40文字以上)は収集されません
- 注:これは個々のクラスにのみ適用され、複数のクラスには適用されません
- 例:[class='btn btn_otherclass button_enable_specific_button superlongclassthatissupposedtobethislongtoreachthelimit]
- クラス「btn btn_otherclass button_enable_specific_button」は収集されますが、クラス「superlongclassthatissupposedtobethislongtoreachthelimit」は収集されません
ページビュールールの定義
URLは、複数の個別の部分で構成されています。 URLのコンポーネントを理解すると、URLルールをより正確、簡単に定義できるようになります。
ページビューフィルターを定義すると、ページの特定の部分または全体のURLを使用して、特定のページを識別することができます。
追跡された各ページビューで、インサイトはURLのすべての部分を保存します。
例
「http://shopme.walkme.com/product/jumpsuit?id=1234#product-description」のページでは、Insightsが以下を保存します。
- 完全なURL: http://shopme.walkme.com/product/jumpsuit?id=1234#product-description
- ドメイン:http://shopme.walkme.com
- パス:/product/jumpsuit
- クエリ:?id=1234
- ハッシュ:#product-description
「http://shopme.walkme.com/product/jumpsuit?id=1234#product-description」というURLのルールを作成したいとしましょう。
ページビューフィルターでは、その定義に、完全なURLを使用する、または、
パス:/product/jumpsuit
- クエリパラメーターまたはハッシュ値に関係なく、特定のページパスで追跡されたすべてのページビューのフィルター
ID:?id=123
- パラメーターid=1234で追跡されたすべてのページビューのフィルター
ハッシュ:#product-description
- ハッシュコードproduct-descriptionで追跡されたすべてのページビューのフィルター
URLルールでのワイルドカードの使用
ページビュールールを定義する際に、ワイルドカード('*')を使用すべき主なユースケースは2つ存在します。
- ページURLの動的部分を無視する
- ルールを具体的にせず、一般的にする
文字列の全体トークンにワイルドカードを使用すると、2つの区切り文字の間の単語全体を置き換えることができます。
例:http://shopme.walkme.com/product/*/edit
これにより、製品のすべての製品編集ページが返されます。
追跡イベントのベストプラクティス
追跡イベントを定義する際にその定義のデータがすでに存在している場合、Insightsは即座に通知します。
インサイトで、高度なレポートのための構成エレメントとして追跡イベントを使用
追跡イベントが定義されると、追跡イベントアナリティクスのダッシュボードでデータを分析でき、イベントをファネルで活用できます。
追跡イベントを使用して、Session Playback UXを改善
Sessions Playback画面で追跡イベントと通常イベントのUIの差異に注目してください。