
概要
ShoutOutsは、フィーチャーしたいテキストにユーザーの注意が向くよう、設計されたカスタムバルーンです。 ShoutOutsは別のWalkMeアイテムを起動するアクションボタンで構築します。ユーザーは、ボタンをクリックするだけで、Walk-Thruを開始したり、Resourceを介して動画再生や記事へのアクセスをしたり、別のページへのShuttleを起動したり、プレーヤーメニューを開いたりできます。
WalkMeソリューションを計画する際には、ユーザーに情報を提供する方法についてよく検討することが大切です。 存在することさえ分からないような情報をユーザーに探させるのではなく、ShoutOutsが自動的に表示され、ユーザーに必ずメッセージが表示されるようにします。 アクションボタンをShoutOutに追加すれば、Walk-Thruによる追加のガイダンス、Resourceによる重要な情報、または関連サイトへのリンクを提供できます。
ユースケース
- サイトの変更を告知。
- ユーザーに今後のサイトのメンテナンスまたはダウンタイムを通知。
- 無料トライアルアカウントの残り時間をトライアルユーザーに通知。
- ユーザーをサポートポータルに誘導。
- 割り当てられたオンラインタスクを完了するよう従業員に促す。
- 新機能、プロモーションイベント、プレミアムサービスを宣伝。
例えば、無料トライアルアカウントのユーザー用にShoutOutsを作成する場合、トライアルの残り日数をユーザーに通知し、Shuttleを起動してアップグレードページへとユーザーを移動させるアクションボタンを表示することができます。 これには、 動的なテキストを含めて、よりエンゲージしやすいShoutOutにします。
使用方法
ステップバルーンとは異なり、ShoutOutsはページ上のエレメントには付属されることなく、代わりに、ページの中央または周囲の決まった位置に表示されます。 ShoutOutは、Launcher、パーマリンク、または自動再生で起動できます。
自動再生を有効にするには、Rule Engineでルールを作成して ShoutOutがいつ起動されるかを決定します。 WalkMeは、ルールと セグメンテーションセンター で特定された条件を常に検証し続け、いったんtrueになると、ユーザーアクションからのアクティブなプロンプトなしでShoutOutが自動的に再生されます。 自動再生が有効化される条件の決定には、すべての標準ルール(URL、画面上のエレメント、jQueryなど)を使用することができます。
ShoutOutをいつ再生するかを決定する自動再生ルールに加え、頻度オプションを設定してアイテムを起動する頻度を決定します。 エンゲージメントの頻度に関しては、 1度だけ、1日1回、常時のオプションがあります。
ShoutOutを作成
ShoutOutsには、Visual Editorを使用したShoutOutsとClassic ShoutOutsの2種類があります。 このガイドは新しいShoutOutインターフェースに焦点を当てます。
- WalkMe Editorでオレンジ色のプラス記号をクリックしてShoutOutを選択します。
- ShoutOutに名前を付けます。 (この名前はエンドユーザーには表示されません。)
- この時点で、ShoutOutテーマ ギャラリーが自動的に開き、ShoutOutのデザインに使用するさまざまなテンプレート オプションが表示されます。
- お好きなテンプレートを選択し、そのまま使用することもできますし、またはVisual Editorを使用して、ShoutOutのキャンバスにさまざまな要素をドラッグアンドドロップして追加しカスタマイズすることもできます。
- ShoutOutのプレビューでShoutOutのどの部分のテキストも直接編集できます。
- プレビューでボタンをクリックして、ボタンのアクションを編集します。
ボタンをクリックしたときに再生したいWalkMeのコンテンツを選択します。 - [新しいオブジェクトの追加]ボタンをクリックしてShoutOutに追加のコンテンツを追加します。 ShoutOutプレビューに任意のエレメントをドラッグします。
- [設定]アイコンをクリックして表示条件を設定します。
- リストされた自動再生ルールから選択することができます。
- 自動再生ルール(推奨):ShoutOutの自動再生条件を選択します。
- 自動再生のオフ:Launcherを使用してShoutOutをトリガーします。
- 自動再生:ユーザーがサイトのいずれのページかに到達すると再生します。
- 自動再生ルールを設定するには、[自動再生ルール]を選択して、[自動再生ルールの作成]をクリックします。
自動再生ルールは常にURLで始まるべきで、WalkMeが正しいページでの自動再生条件のみをチェックするようにします。URL ルールだけが必要なルールである場合もありますが、ユーザーアクションに基づいてルールを追加することもできます。 - その後、自動再生ルールの再生設定を調整することができます。
- 1 日 1 回:自動再生ルールが毎日 true で表示されるときに再生されます。
- 1 回:1 回のみ再生されます。
- 常に:自動再生ルールが true で表示されるたびに再生されます。
- また、ShoutOutの自動再生ルールをキャンセルするタイミングを選択することもできます。
自動再生は、ユーザーがチェックしたアクションのいずれかを実行すると停止します。推奨:ユーザーが[アクション]ボタンをクリックした場合のみ自動再生をキャンセルします。 これにより、自動再生をキャンセルする前にユーザーがShoutOutのリンクされたコンテンツとインタラクションしたことを確認することができます。 - [完了]をクリックしてShoutOutの設定を保存し、[保存]をクリックしてShoutOutを保存します。
エンゲージメント
[エンゲージメント]タブで、ShoutOutの再生方法を決定します。
- オフ:ShoutOutは、パーマリンクまたはLauncherを介して再生できます。
- 自動再生:ShoutOutは、WalkMeがインストールされているページに自動的に表示されます。
- ルールに従って再生:Rule Engineを使用して、いつShoutOutが自動的に再生されるかを決定します。 ルールがtrueの場合、ShoutOutが表示されます。
- 再生設定:ShoutOutが表示される頻度を選択します。 1回、1日1回、常に、のいずれかから選びます。Smart Walk-Thruや他のShoutOutが進行中の間はShoutOutsが 再生されないようにすることも可能です。
- 自動再生をキャンセル:ShoutOutの表示を停止させるユーザーアクションを選択します。
- Launchers:Launcher を使用してShoutOutを再生します。
- パーマリンク:リンクを作成してウェブページをロードし、ShoutOutを再生します。
外観
[外観]タブでは、画面上のShouOutのレイヤー順序(Zオーダー)を変更して、ShoutOutが正しく表示され、他のエレメントの背後に隠れないようにすることができます。
遅延表示をさせたい場合は、ShouOutのタイミングプロパティを選択します。
ゴール
KPIに関連するゴールを作成して、ShoutOutの効果を測定します。 Walk-Thruと同様に、ShoutOutにはメインゴールとマイルストーンゴールがあります。 ShoutOutの再生と同時にゴールの検証が開始され、その後2時間追跡が続けられます。
例えば、トライアルアカウントの残り日数を通知し、アップグレードページへのアクションボタンを表示するShoutOutでは、実際にアップグレードしたユーザー数を測定するメインゴールと、アップグレードページにアクセスしたユーザー数を測定するマイルストーンゴールを設定することが考えられます。 ShoutOutを見てすぐにアップグレードしなくても、その後2時間以内にアップグレードすることにしたユーザーがいれば、その場合も最後まで追跡できます。
InsightsにおけるShoutOuts
InsightsでShoutOutsを追跡します。 ShoutOutダッシュボードから、各ShoutOutの再生回数、アクションボタンのクリック回数、完了したゴール数を表示します。